ナムラクレセント、マイネルキッツという歴戦のステイヤー2騎に、和田、松岡というこれまた長距離G1では外せない騎手が手綱を握り、21世紀最強世代とも言われる4歳世代を迎え撃つ、という展開になるでしょうおそらく。 展開読みは先週で痛い目に遭ったのでw、パドック、返しで最終判断するのは言うまでもありませんが、心中ではもう大体決めています。
ナムラクレセント
マイネルキッツ
エイシンフラッシュ
(馬場が渋れば)ビートブラック
勝ち馬はこの4頭の中から探す事にします。 ナムラクレセントは馬体の適性を見て馬券を買う人間にとって、この距離この競馬場で行われるレースなら必ず買わなければいけない馬、位に高く評価している馬です。ただ馬体の構造上持続的スピードに優れている反面切れ味勝負では劣ってしまい、ナムラクレセントは去年いざ勝負という瞬間にトーセンクラウンにぶつけられて終了してしまい残念なレースになってしまいました。そして折り合いを欠くほど気性が荒いのがこの馬の欠点で、「この気性が直ればなあ…」と思っていたのですが阪神大賞典を道中折り合って最後抜け出したレースは気性面での成長が伺え、今このタイミングなら、と思わせるのには充分な状態にあると思います。
マイネルキッツはもうバレバレすぎる長距離適性で、去年も残り200mまでは「ああ連覇だ」と思う位の4角からの抜け出しで、今年も絶対の自信を持って望んでくる事でしょう。問題は最後の追い切りの併せ馬で日経賞でもちぎられてしまったトゥザグローリーに先着されてしまったところ。フォームそのものに大きな問題がある訳ではありませんが、馬の精神的な問題として「この馬には敵わない」という意識が植え付けられてしまったのではないかという点。勿論こちら側の勝手な思い込みである可能性は多いにありますが。
この2頭に対抗しうる4歳勢はエイシンフラッシュ、ビートブラックの2頭を上げておきます。 エイシンフラッシュは皐月賞、ダービーと◎を打ち、その◎を打てた理由は唸りを上げるような追い切りにあったのですが、サラブレッドとして最高の舞台であるダービーで渾身の追い切りをし、あの激走をしてしまったがためにその後秋にはもう簡単に言うならば「お釣りが残っていなかった」と言えるのではないでしょうか。 そしてあれからほぼ1年近くが経ち、大阪杯を叩いての一戦。今回の追い切りはあの時に近いようなすばらしい追い切りだったんじゃないかと思います。折り合いにも進捗を見せていますし、外枠からでも突き抜けるだけの力はあると思っています。なんと言っても「ダービー馬」ですからねw
そしてビートブラックは、去年の菊花賞で◎にした馬。理由は胸前の深さから心肺能力の高さをイメージできたから、この1点につきるのですがw、繋はあまり長くないし管径は太いしでパワー型の骨量多めの阪神向きという感がありますが、馬場が渋ればこの枠、この騎手なら内ら前目につけて直線じりじりと伸びてくる姿は想像が出来ます。パドックで良かったら拾いたい一頭ですね。
(5/1 23:00 追記)
結局馬券に落とし込んだのはこれでした。
ナムラ単複から3−1、15のワイド2点で(twitter)
的中した事はしたのですが、勝ち馬には全く見向きもしませんでした。予想としては完全に負けと言えます。
ハナがめまぐるしく入れ替わる展開から、和田騎手の腹を括ったバックストレッチからのロングスパート、それに呼応する松岡キッツ。そこから一気に流れて直線で雪崩れ込む。残り200mまでは勝ったと思ったんですけどねー…。